ちょっとした罪悪感

お仕事中に、お客さんの落し物を拾う、という事は時々あります。
大抵は忘れ物ですね。
じゃなければ、落としたのに気付かずに、といった所。
で、必ずしも自分が見つけて、という訳でもないんですよ。
他のお客さんに「そこ、何か落ちてますよ」っていう指摘があったりだとかもあるんです。

で、昨日(日付的に一昨日)もお客さんの指摘で、ポーチのような物を拾ったんですよ。
で、そういう落し物は一ヶ所に集めておく事になっていて、そこに届けといたんですが。

どうやらお財布だったようです。

お財布を拾った場合、一応お礼とかの関係もあって、見つけられたお客さんに連絡先聞くって事になってて。
……まさかお財布とは思わなかったから、そういうのやってないんですよ。

そうしたら、朝一でそのお財布落としたお客さんが来たらしくて。
シフトの関係で私がいなかったので、「ちゃんとお礼言いたいからまた来ます」と言ったそうな。

……もしかしなくても、私がお財布拾った事になってます。
や、確かに直接拾ったの私ですけどね？
お客さんの指摘なければ、私からは死角の位置に落ちてたから確実に気付いてないと思うんですよ。

……出勤してすぐ、わざわざ店長にまで「昨日お財布拾ったの？」と聞かれました……。

最初は、お財布なんて拾ったっけ？って感じで。
話聞いて、あ、それ本当は僕の手柄じゃないのに……って妙な罪悪感。
しかもまた来るって……私、明日お休みなんですけど？みたいな。
そうやってすれ違って、何度もそのお客さんに足を運ばせる結果になったらどうしよう……。
お礼の言葉とか別にいらないよー。
てか、店員として普通の行動取っただけだよー。
……や、勿論、普通の時でも届けマスヨ？


でわネタバレ。

「近くて遠い存在」琴音編18話目。

琴音ちゃん編。書いててキツいですね……。
何って精神的に。
ハッピーエンドになるからっ！そんなに思い詰めないでっ！って言いたくなります。
何だか、書き終える度に精神的にしばらく落ち込みます……。

それはそうと。
満天の星空。マジで大迫力です。
父親の田舎で見た事あるんですけど、普段見えない星まで見えますからね。
もう星座がいくつも簡単に見つかる見つかる。そこらのプラネタリウムでさえ、比べ物にならない。
あれ見た時は感激でしたね。