年始挨拶

明けましておめでとうございますｖ
お久し振りです、風月です。

前回のブログで、心配して下さった方々から、励ましのお言葉を頂いて、ちょっと元気が出ました！
本当にありがとうございます（>_<）
でも問題は解決してないっぽいんですよね……。
あの後暫くしてメールこなくなったと思ったら、数日経ってまたメール来ましたからｏｒｚ

取り敢えず、仕事で忙殺されてる間は考えなくて済むので、メールの事でストレスは溜めてない……ハズです。
実は携帯の番号の方は教えてないので（始めに会った時に判断しようと思って）電話が掛かってくる事はないのが救いかもしれないです。
……っていうか、ずっと聞いてこなかったのは何故だろう？

今は携帯恋愛ゲーム（主に幕末系）で、何とか通常のテンション保ってる状態です。
更新の方は……取り敢えず、お仕事が通常業務に戻って、兄弟の帰省が終わったら、かなぁ……。
ちょっとずつ、三兄弟の三男を書き始めてはいるんですけどね……。
文視点が先の方がいいのかなぁ……？


取り敢えず、ちょっとしたお正月ＳＳをどうぞ。
 

≪新年の挨拶≫（琴音×弓近）

　雪がチラつく元旦。
　俺は琴音と約束していた初詣に行こうと、家を出る。
「う～、さみーな」
　風邪をひかないように、厚着をして。
　身を竦めたまま、琴音の家を目指す。

　去年は大学受験だったから、初詣も簡単に済ませたんだよな……。
　今年はゆっくり初詣がしたい。

　そう思いながら、俺は立派な門松が飾ってある琴音の家に着いた。
　チャイムを鳴らすと、琴音はすぐに出てきて。
「……っ！」
　けれど俺は、その光景に目を瞠った。
「弓近。明けましておめでとう。今年もよろしく」
「お、おう……」
　何を隠そう、普段と違って、琴音は綺麗な振袖姿で。
　まるでそう、理想の大和撫子が目の前に、って感じだ。
　もう言葉も出ない。
　だがその大和撫子は、ムッとしたように眉を寄せると、俺の頬を抓ってきた。
「いててててっ！」
「弓近。何か言う事は？」
「き、綺麗です……」
　俺が思わずそう言うと、琴音は一瞬きょとんとした後、すぐに苦笑した。
「私は新年の挨拶の事を言ったつもりだったんだがな。でも……ありがとう。弓近にそう言ってもらえて、凄く嬉しい」
　そう言ってはにかむ琴音は、とても可愛らしくて。
　俺は思わず琴音をギュッと抱き締めた。
「……弓近？いきなりどうした」
「や……何か、抱き締めたくなって」
「挨拶もしない内から？」
　琴音に指摘されて、俺は少し考えてから口を開く。

「明けましておめでとう。今年もよろしく。俺の可愛い婚約者様」

　そうしてこめかみの辺りにチュッとキスを落とす。
　すると琴音は、珍しく真っ赤な顔をして。
「そ、そういう不意打ちは卑怯だ……」
　そう言って、顔を伏せてしまった。

＝Ｆｉｎ＝


クリスマスで書けなかったから、この二人のラブラブ（？）な話が書きたかったんですっ。